MENU

    手作りでおせちの栗きんとん簡単な作り方とさつま芋の裏ごしのやり方

    おせち料理の定番メニューである栗きんとん。

    金塊や金の小判をイメージしたもので
    商売繁盛・金運・財運をもたらす意味があり
    正月のおせち料理には欠かせません。

    手間のかかるイメージがありますが
    意外と簡単に手作りできてしまいます。

    ここでは2通りの簡単な作り方と
    面倒なさつま芋の裏ごしについてもご紹介します。

    目次

    手作りでおせちの栗きんとんを作ってみよう

    栗きんとんといえば、おせちに必ず入っています。
    年末になると栗きんとんだけのパックなんかも売られていて
    おうちのおせちに加える場合もありますね。

    でも栗きんとんって、家族に意外と人気なかったりしませんか?
    くどいほど甘ーく味付けしてあったり
    あんこのようにべちょべちょで食べにくかったり…

    せっかくの縁起物のおせち、美味しく食べてもらいたいですよね。

    今年はそんな栗きんとんの手作りに挑戦してみましょう!

    基本の作り方は
    さつまいもを潰して、甘く味付けして練りさつまいも餡を作る
    栗の甘露煮を包むか混ぜ込む

    というもの。
    本格的な作り方だと、裏ごしや着色や練り上げや…ともっと手間暇かかりますが、
    気軽に手作りおせちに挑戦したい場合には次にご紹介するレシピがおすすめです。

    栗きんとんの簡単な作り方2種類をご紹介!

    とっても簡単で失敗なくできる栗きんとんのレシピを2つご紹介!

    1つは市販によくある、とろっとしたなめらかタイプ。
    もう1つは、子どもが絶対喜ぶスイートポテト風アレンジ。

    どちらも子どもも一緒に作れるほど簡単です。
    材料が多少違うだけで作り方は基本的に同じです。
    お好みで挑戦してみてください(^^)

    なめらか栗きんとん

    <材料>
    ・さつまいも…2本(約500グラム、皮付きの状態で)
    ・栗の甘露煮…1瓶

    <作り方>
    ①さつまいもの皮をむき水にさらしあく抜き
    ②鍋で柔らかくなるまで茹でる
    ③ゆで汁を捨て、鍋のまますりこぎやマッシャーで潰す
    ④栗のシロップを全量いれてよく混ぜる
    ⑤甘露煮を混ぜこんで完成!

    材料2つで本当に簡単です。
    茹でて、潰して、混ぜるだけ!

    さつまいもの水分や甘みで柔らかさや甘さが変わってくるので
    ④の時にお好みで調節してください。
    柔らかくしたければ牛乳、甘くしたければ砂糖を足しましょう。
    牛乳を足した場合は日持ちを良くするために弱火で火を通してください。

    ちなみに市販品は相当水分を加えて柔らかくしてあるので
    家庭で作るともっとポテッとした仕上がりになります。
    市販品ほど水分を増やすと日持ちが悪くなるので注意してくださいね。

    スイートポテト風栗きんとん

    <材料>
    さつまいも100グラム(皮付き)につき
    ・バター…5グラム
    ・砂糖…10グラム
    ・牛乳…15cc(大匙1)
    ・栗の甘露煮…適量

    ※さつまいもの大きさで倍量に計算してください。
    芋の甘さなどで変わるのできっちりしなくて大丈夫です。

    <作り方>
    ①さつまいもの皮をむき水にさらしあく抜き
    ②鍋で柔らかくなるまで茹でる
    ③ゆで汁を捨て、鍋のまますりこぎやマッシャーで潰す
    ④熱いうちに砂糖、バター、牛乳の順番に加えてよく混ぜる
    ⑤鍋を弱火にかけて、好みの固さになるまで火を通す。

    ※焦がさないように注意!
     ⑥栗を混ぜ込んで完成!

    甘露煮のシロップがもったいない場合は、
    ④で砂糖と牛乳の代わりにシロップを使ってください。
    その後甘みや柔らかさをみて牛乳や砂糖で調節しましょう。

    見た目をおせちっぽく整えたい場合は、⑥で栗を混ぜ込まずに
    ラップにさつまいもペーストをのせ、栗を包むように茶巾絞りにすると良し!
    この場合、⑤で少し硬めに作っておくと成型しやすいです。

    バターや牛乳で洋風になるので子供が食べやすい味になります。
    一緒に茶巾絞りをするのも楽しいですよ(^^)

    この2つのレシピでは、手間を省くことが目的なので
    裏ごしをしなくても美味しく作れるようになっています。
    さつまいもの食感が楽しめる作り方です。
    もっとなめらかな口当たりにしたければぜひ裏ごしをしてくださいね。

    さつま芋の裏ごしのやり方を面倒なくする方法

    さつまいもの裏ごしってめんどくさいですよね。
    力任せに裏ごししていても疲れて腱鞘炎になりかけるだけなので
    裏ごしのコツをいくつかご紹介します。

    ・よく茹でて柔らかくして
    ・熱いうちに
    ・あらかじめ潰した状態で

    この3つは必須です!

    少し冷めたものを塊のまま裏ごそうとしてもうまくいきません。
    必ず熱いうちにこしてくださいね。

    今回の栗きんとんのように
    漉したあとに水分を足すお料理の場合は、
    潰した状態で少し水分を混ぜておき(シロップや牛乳など)
    滑らかにした状態で漉すと力がいらなくていいですよ。

    裏ごし器がなければザルでも代用できます。

    さらに手間をなくすなら、フードプロセッサーを使うのもアリです。
    洗う手間は増えますが、あっという間にペースト状にできます。
    ミキサーはある程度水分がないと使えないので、代用は難しいです。

    さつまいもだけではく、かぼちゃやじゃがいもでも同じコツで裏ごしできます。
    パンプキンパイの中身やマッシュポテトなどの参考にしてください。

    まとめ

    栗きんとんの簡単レシピ、いかがでしたか?

    本格的に作ろうとすると手間暇かかるおせちですが
    忙しい年末年始にはなかなか難しいですよね。

    このように今風にアレンジすれば
    作りやすいから子どもと一緒に作れたり
    家族も美味しく食べてくれます。

    今年はぜひ手作り栗きんとんにチャレンジしてみてくださいね!

    よかったらシェアしてね!
    目次