和室のお掃除のやり方にお悩みの方は多いと思います。
和室の掃除には気を遣うし、気を付けなければいけない点もあります。
しかしダメなことにさえ気を付ければ、和室の掃除は難しいものではありません。
畳のお掃除には掃除機よりもほうきをおすすめします。
詳しく見ていきましょう。
畳の掃除にはほうきが基本!はき方にもポイントがあった
畳のお掃除には、畳の表面を傷つけることなくホコリを落とすことができる「ほうき」が最適です。
私は長年掃除機を使い畳の掃除をしていたのですが、畳の毛羽立ちが気になっていました。
そこで、ほうきでの掃除に変えたところ畳みが長持ちするようになりました。
ほうきはホームセンターで購入できます。
100均にも売っていますが、ほうきの毛が固いものが多いので、畳の掃除用には少しいいものを買うのをおすすめします。
ほうきを掃く方向
ほうきを使うときは、ほうきをかける方向に気を付けましょう。
「畳の目」と言って、畳が編まれている方向にほうきを動かします。
畳の目に逆らってほうきをかけると、畳が毛羽だって傷んでしまうので気を付けてください。
集めたごみは掃除機で吸ってしまえば、ちりとりもいらず簡単です。
茶殻を使う方法
おすすめの掃除方法はお茶の葉と一緒に掃く方法です。
使用済みの茶殻を固く絞って水気を落とし、畳の上にばらまいてホコリと一緒に掃くだけです。
お茶の葉が、掃ききれない細かいチリを吸着してくれるのでキレイになります。
殺菌効果も期待できるのでおすすめです。
この方法は茶殻の水分で畳が湿ってしまう可能性があるので、天気がいい日にしてくださいね。
梅雨時期など茶殻でスッキリさせたいところですが、畳がカビる原因になりかねません。
ほうきが無い場合
ハンディワイパーでもお掃除できます。
ほうきと同じく、畳の目に沿ってワイパーを動かします。
どうしても掃除機で行うときには、掃除機を少し浮かせるような感覚で、優しく畳の目に沿って掃除機をかけてください。
畳についた手ごわい汚れの掃除には水拭き!
本来なら畳に水拭きはよくありませんが、畳についてしまった汚れを落とすのにどうしても拭く場合は、洗濯機の脱水にかけたタオルを使います。
この時、水で濡らすよりも、お湯の方が早く乾くし汚れが落ちやすいです。
頑固な汚れを落とすのにはお酢を使うのをおすすめします。
お湯とお酢を2:1くらいにして薄めた液にタオルをつけ、脱水してください。
そのタオルで畳の目に沿って丁寧に拭いてください。
気になるお酢のニオイは乾かすうちに消えるので大丈夫です。
拭いた後はよく乾かしてください。
よく乾かさないとカビなどの原因になってしまうので、水拭きは天気のいい日に窓などを開けて風通しを良くしてから行いましょう。
たまに畳干しをしましょう
畳は半年から1年に一度、畳干しをするようにと言われています。
畳の大敵である湿気を取るべく、天気のいい日に畳を外に出してホコリを落としましょう。
外に畳を干すだけのスペースのない時は、畳を上げて下に缶などをおいて風を通すだけでも効果があります。
このひと手間でカビやダニの発生を抑えることが出来ます。
私の家はマンションで畳を外に干せないので、缶を下に置いて浮かせています。
ついでに、畳の下を掃除機で吸っておくと、普段見えないホコリも一掃できます。
畳を上げるときにはマイナスドライバーなどで畳の縁を持ち上げると、簡単に畳を持ち上げることが出来ますよ。
天気のいい日に窓を開けて行うと、さわやかな気持ちになれます。
まとめ
長年掃除機を使ってきた私なので、本当にほうきでキレイになるのか半信半疑でした。
ほうきを使うようになってからはその手軽さにすっかり虜に♪
今では和室以外もほうきでお掃除しています。
畳の掃除を丁寧にすれば、毛羽立ちも抑えて長持ちします!
ダニ・カビも防げるので畳干しも忘れず行ってくださいね!