潮干狩りは好きだけど…
貝を食べたらあの『ジャリッと感』…
砂抜きはしっかりしたいもの!!
でもできれば、掘って帰ったその日に食べれたら嬉しいですよね♪
家に帰ってからすぐに食べれるように、帰る途中に砂抜きをする方法があるんです!
貝を上手に持ち帰る方法と、時短を含めた貝の砂抜きの仕方をご紹介します。
潮干狩りの持ち物でバケツは持ち帰りに必須!
採ったアサリなどを元気に持ち帰って美味しく食べるためには、潮干狩りから貝を持ち帰るときの工夫が肝心です!
ここでは、基本の持ち帰り方と帰宅したその日の夕飯に食べる時の方法をお話します。
基本の持ち帰り方
・海水が必要
貝を真水に付けてそのまま時間が経ってしまうと傷んでしまいます。
なので海水を入れて持って帰ることが必須です。
持ち帰り後の砂抜きでも海水を使うので、ペットボトルなどに入れて持って帰るといいですよ!
・20~25℃に保冷する
保冷剤を使うか、ペットボトルに水を入れて凍らせたもので冷やしてもいいです。
もし冷やすものを忘れてしまった場合は、コンビニなどで買った氷を入れても大丈夫です。
持ち帰りながら砂を抜く方法
・貝を水でキレイに洗う
潮干狩りで採った貝はゴミが付いていたり汚れているので
真水で貝をこすり合わせながらヌメリなどもしっかり落としましょう。
・ふた付きのバケツまたはクーラーボックスに入れる
アサリは、暗くて静かなところを好みます。
高速道路などは揺れが少ないので、帰宅中に砂吐きさせることができます。
(一般道路は揺れが大きくなることが多いので、帰路での砂抜きには不向きです。)
電車の帰宅でも、クーラーボックスに入れてキャリーを使って持ち運ぶと揺れが少ないのでOKです。
移動でバケツを使う場合は、砂を吐くことを考えて必ずふた付きにしましょう。
・底上げをして海水は貝にひたひたに浸かるようにする
バケツの底に割りばしなどを置いて、ザル、または潮干狩りで使った網を置いて、その上にアサリを入れます。
こうすることで、吐いた砂を再度吸わないようにします。
また、海水をひたひたにしないと貝は砂を吐きません。
貝が漬かるようにたっぷりと海水を入れましょうね。
持ち帰りの道具も含めて、潮干狩りに必要な道具はこっちの記事で詳しく解説しています!
水を入れないで持ち帰る方法
貝を真水でキレイに洗って、タオルなどで水分を拭いたら新聞紙に包みます。
ビニール袋に保冷剤を入れてバケツの底に置き、その上に包んだ貝をのせます。
電車やバスなど、水をこぼさないか心配…という場合はこの方法がおススメです^^
潮干狩りで採った貝の砂抜きに必要な時間はどれくらい?
車で持ち帰るときに砂を抜く場合は、2時間程度かかります。
きちんと砂抜き出来ていればその日の夕飯に食べれますが、
アサリはかなり砂を吸い込んでいるので、
帰宅して、再度キレイな海水で砂抜きをすることをおすすめします。
帰宅してからする事
1 真水で貝をすり合わせるようによく洗って、ザルに上げます
2 大きい鍋などにザルを入れて、底上げをします
3 ②に貝を入れて、そこに持ち帰ったキレイな海水をひたひたになるようにいれます
4 鍋の上に、貝が吐いた水が飛ばないように新聞紙をかぶせます(1時間砂抜きします)
5 砂抜きが終わったら真水で①のように洗って、1時間位ザルに挙げて塩抜きをします(塩抜きをしないと貝が塩辛くて食べれません)
◇海水がない時は、3%の食塩水を作って、貝が水に浸かる程度入れて静かに暗い所に置きます。
◇潮干狩りの帰宅中に砂抜きをしない場合は、①~⑤までの手順は同じで、
砂抜きの時間は5時間位、一晩砂抜きをしても大丈夫です。
それ以上浸しておくと貝が傷むので気を付けましょう!
まとめ
潮干狩りで採った貝は、持って帰るときのひと手間と砂抜きの仕方によって
貝の鮮度が違って、美味しさも変わってきます。
採った貝はよく洗って、海水に付けて、温度と静かに運ぶことがポイントです。
持ち帰りの時間を入れて、最短でも2時間砂抜きしたほうが美味しく食べられます。
はやる気持ちもありますが、しっかりと砂抜きをして
美味しい貝料理を食べましょうね!