扇風機付属のリモコンをつい別の場所に置いてしまい、どうしても見つからない。
もはや夏あるあるかもしれません。
この記事がおすすめの人
・扇風機のリモコンを紛失した人
・扇風機のリモコンが壊れた人
・新しいリモコンの購入を迷っている人
この記事をおすすめしない人
・扇風機本体のスイッチで操作する人
今回は、なくしたリモコンの代用法と、リモコンが壊れた時の対策をご紹介します。
リモコンをなくした時にするべきこと
ほとんどの家電製品はリモコンで操作できるようになっています。
便利な反面、リモコンは薄くてコンパクトなタイプのものだと、家具の隙間に入っていたり、どこか迷子になってしまった!という場面は多いですね。
冷静になって、もう一度探す
探したけど見つからない!!
という気持ちはわかります。
例えばソファの下、背もたれの隙間、雑誌の間など、予想もしない場所にあるのが紛失物。
少しだけ冷静になって、自分の行動を振り返りながら探しましょう。
リモコンがないと気付いた前後、何をしていましたか?
同じ行動をしながら記憶をたどっていくと、見つかる可能性は高くなります。
私の友人はリモコンを冷蔵庫に入れていたので、「まさか」と思う場所も探してみてください。
ちなみに私は車の鍵と間違えてバッグinしていました。
やっかいなのは、なくしたのが自分ではない場合ですよね。
ダイソンやスマート家電なら専用アプリを活用
Dyson(ダイソン)の扇風機
使っている扇風機のメーカーがダイソンであれば、「Dyson Link」というアプリをインストールするだけで、使っているスマホがリモコンになります。
「ダイソン ピュア クール リンク」など、機種名の最後に「リンク」という文字がついているもの限定です。
2016年以降からスマホ連動機能が搭載されたので、2016年以前の機種や、対応していない機種もあります。
スマート扇風機(スマート家電)
最近はインターネットでスマホと家電製品を連動させる、スマート家電が人気ですね。
扇風機にもありますが、おそらくリモコンを紛失した!と焦っている扇風機は、スマート家電ではない場合がほとんどだと思いますので割愛します!
Androidアプリを紹介(動作未確認)
先に謝っておきます。
私がiPhoneユーザーのため、Androidアプリの動作確認ができていません。
スマホを学習リモコンとして使用できるアプリがあったのでご紹介させていただきます。
Androidアプリ「マイリモコン」
扇風機・TV・エアコン・照明など、家にある家電のほとんどをスマホで操作することができます。
リモコンがスマホひとつにまとめられるから便利ですが、IRセンサー(赤外線)を内蔵しているスマホが対象なので、内蔵していない場合は、別途スマホと家電を接続する機器が必要になります。
*利用方法*
アプリをダウンロード
→あらゆるタイプのリモコンの画像が出てきます
→使いたいリモコンと同じものをダウンロードするとリモコン画面になります
→画面をタッチして操作します。
Androidアプリ「SUREユニバーサルリモート」
対応した家電と連携して、スマホでコントロールできるアプリです。
電源のオン・オフはもちろんエアコンの温度もコントロールできます。
上記2つは赤外線内蔵のスマートフォンに対応しています。
赤外線が内蔵されていない場合は、赤外線アダプタを別途用意する必要があります。
以上、紹介した2つのアプリは、繋がればラッキーくらいの気持ちで試してみてください。
iPhoneや赤外線センサーがない場合
iPhone(アイフォン)には、もとから赤外線が内蔵されていません。
なので、リモコンアプリをダウンロードしても「赤外線アダプタを用意して!」という表示が出てきます。
赤外線アダプタを買う手間を考えるなら、それ以外を購入する方法をご紹介します。
SwitchBot スイッチボット
本体の電源(ON/OFF)のみなら、物理ボタンを制御するという手があります。
ハブミニを追加購入すれば、赤外線で動くリモコンをまとめて操作することが可能ですが、リモコン紛失中は追加ができません。
今回は「扇風機のボタンを押してくれる指ロボット」と、「指ロボットを操作するスイッチ」を紹介します。
扇風機以外にも、照明スイッチやお湯を沸かすポットなどに取り付けると、指ロボットがスイッチを押してくれます。
使い方は簡単。
専用アプリをダウンロードして、Bluetoothでペアリングするだけ。
ロボットだけど動きがアナログで、ピッというスイッチの音も可愛く思えます。
汎用リモコンを購入する
純正のリモコンを購入すると取り寄せに時間が掛かったり、比較的価格も高いです!
汎用リモコンなら最低限の機能が揃っていて、価格も抑えられ、家電量販店や通販などで手軽に購入できます。
山善 扇風機かんたんリモコン
・山善/日立/シャープ/パナソニック/三菱/東芝の6社に対応したリモコン↓
2017年以降に発売された製品は対象外となっていますので、注意が必要です。
エアコンリモコン・プラス
・エアコン用の汎用リモコンですが、リモコン信号を学習できる機能がプラスされています。
扇風機の信号を学習させることで、扇風機の汎用リモコンとして使用することが可能です。
フリマアプリ、オークションを利用する
メルカリやラクマ、ヤフオクなどでリモコンを購入する手段があります。
その場合の検索方法で、扇風機の型番を入力するのはNGです。
「◯◯(メーカー名) リモコン」
これで検索してみてください。
私の扇風機はシャープ製で、試しに扇風機の型番で検索しました。
→本体しか検索結果に表示されませんでした。
リモコンの出品はないのかな?
とダメ元で「シャープ リモコン」で検索したところ、該当するリモコンが表示されました。
よく見ると、扇風機の型番とリモコンの型番が違うことが判明。
本体の型番だけでは検索できない可能性があります。
紛失したリモコンの型番を調べて入力するか、メーカー名とリモコンで検索してくださいね。
逆を言えば、本体が壊れても、リモコンだけ出品するのは需要があります!
その他の方法
メーカーや家電量販店に問い合わせる
メーカーにリモコンの在庫が残っている場合は、リモコンのみ購入できないか聞いてみましょう。
メーカーに直接電話をして聞くのが早いですが、家電量販店のウェブサイトで注文して店舗に受け取りに行くサービスもあります。
購入した後にリモコンが出てきた場合は後悔しそうですが、ひとつを予備として今度はなくさないように気をつけましょう!
標準使用期間をすぎている場合は、買い替えの検討も!
家電製品には「標準使用期間」という期間が設けられています。
標準使用期間はメーカーや製品によって異なりますが6年~10年です。
外からは大丈夫そうに見えても、内部は劣化が進んでいて、火災の原因になることも。
扇風機が原因の火災は最も使用される6月〜9月にかけて多く、もはや他人事ではありません。
長時間の使用を避けたり、使用しないときはコンセントを抜くなど、使い続けるには工夫が必要です。
10年以上使っている製品は、買い替えも検討してください。
扇風機のリモコンが壊れた時の対策
リモコンはある!でも使えない!作動してくれない!
こんな場合に、本当に壊れているのか自分で確かめる方法があります。
修理や新調する前に、次の方法を試してみましょう。
電池交換
そんな単純なの!!と思われますが、意外と電池のことを忘れて「壊れている」とサービスセンターに問い合わせする場合が少なくありません。
私は、トイレの壁にあるウォシュレット操作の電池切れに気づかず、問い合わせしたことがあります…。
動かない場合はまず電池切れを確認しましょう。
電池交換する場合、2本ある場合は、2本とも新しいものに交換しましょう。
どちらか一つだけ新しくすると故障の原因になります!
リモコンの発光部分を確認する
リモコンの上部にある「発光部分」ここから本体に信号を送って操作します。
この発光部分が光らないと故障している可能性があります。
スイッチを押して光るか確認しますが、目で見てもよく分からない場合には、スマホのカメラ機能に映して見ると光りがはっきり見えます。
それでも光が見えないときは、故障している可能性大です。
修理か買い替えで対応しましょう。
リモコンが壊れていた場合
自分で分解して修理する方法もありますが、分解できても内部に異常があるのかよく分からない場合が多いです。
もし保証期間内で修理する場合、分解して手を加えたものは保証の対象にならない事もあるのでおすすめしません。
保証期間内であれば、買った店舗などに問い合わせれば修理、交換をしてもらえる場合がほとんどです。
まとめ
扇風機のリモコンが見つからない・動かない場合、とりあえず落ち着いて行動しましょう。
落ち着いて探せばリモコンが見つかるかもしれないし、故障の原因もわかるかもしれません。
そして、なくさないために、リモコンを目につく所にまとめて収納することも大切ですね。
リモコンが見つかった場合は、いい機会だと思ってアプリで一括管理することも検討してみてはいかがでしょうか?