トイレが詰まった!!
そんな時とっても焦りますね!
プロにお任せする前に、
まずは何とか自分で直してみたいもの。
おもちゃやスマホなど、固形物を落として詰まった場合は、
まずはその原因を取り除くことが先決ですね。
今回は、固形物の詰まりではなく、
重曹などの処置で溶ける詰まりの解決方法をご紹介します。
トイレの詰まりは重曹で分解しよう!
トイレットペーパーを多めに流してしまったり、
自分では憶えがないけれど、
なぜかトイレが詰まっている事もあります。
そんな時、身近なものを使って解決出来ると助かりますね!
その身近な物とは
重曹とクエン酸(またはお酢)を使います。
この身近な物が効果的な理由は、二つが合わさることで
『炭酸ガスを発生させて詰まりの原因を溶かす』からです。
詰まりを溶かす仕組み
重曹(弱アルカリ性)+クエン酸(弱酸性)
=二酸化炭素の泡が発生する
↓
トイレットペーパー・尿石・排泄物などを分解
↓
詰りの原因を溶かす
重曹とクエン酸で解消
*準備するもの*
- 重曹・・・・・150g
- クエン酸・・・80g
- お湯(50℃位)・・便器に半分くらい貯まる量
*手順*
- 便器内の水をできるだけ取り除く
灯油などを移すときに使うポンプでくみ出すか、
使い捨てできる容器ですくい出します
- 重曹を一番に入れ、次にクエン酸を入れて
最後にお湯を便器の半分くらいになるように入れる - 泡が出ているのを確認したら一時間放置する
- 時間が経ったらトイレの水のレバーを大にして流す
※ラバーカップを持っていれば、水を流す前に数回スッポンすると効果的です
作業するときに注意することは、
重曹とクエン酸、水を入れる
順番は間違えないようにしましょう!
(順番が違うと効果が薄れます)
また、お湯の温度は熱すぎると便器を痛めたり、
破損する事もあるので注意しましょう!
この方法で、我が家のトイレの詰りは改善しましたが、
もし改善されない場合は詰まりの原因が別にあるので
専門の業者に依頼することをおすすめします。
トイレの詰まりはお湯で解決できます
トイレの詰まりをお湯で解決する場合、
何でも解決できるわけではありません!
お湯での対処が効果的なケースは、
トイレットペーパーのような「溶けるもの」が詰まった場合です。
気を付けるものは、ティシュペーパーは溶ける様で、
意外と水に溶けないタイプがあります。
パッケージに「流せる」と書いているものは
溶けやすくなっています。
また、流せるタイプのお掃除シートも
1枚ずつ流すようになっています。
続けて何枚か流すと詰まって、
お湯で溶かすことも難しくなります。
お湯でトイレの詰まりを改善する方法
まず、便器の水を汲みとって、できるだけ
詰まっているものを取り除きます。
それから50℃位のぬるま湯を少し高い位置から
ジョロジョロと流していきます。
(高い位置から流すのは、お湯の流れで振動を作り、
少しずつ詰まったものを溶かすためです)
これで詰まったものが流れるときは、
道具も必要なく一番簡単な方法ですが、
ご家庭にラバーカップがある場合は、
それを使ってスッポンを数回するとより効果的です。
詰まりの原因や道具を使った解決策はこちら!
また、重曹とクエン酸で詰まりを溶かす方法でもお話したように、
便器に流すお湯は50℃以上にしないよう気を付けましょう!
お湯を流す事がNGの場合
スマホやおもちゃ、おむつ・ナプキンなどの
固形物が詰まった場合は、
お湯や水を無理に流してしまうと、
詰まっているものをさらに奥に押し込んでしまう可能性があります。
流したものがこれらの場合は、取り除くことを先決にしてください。
まとめ
トイレが詰まると慌ててしまいます!
まず何が詰まっているか確認して
詰まりの原因によって対処しますが
詰まっているものが分からない場合もあります。
分からないまま処置をしてしまうと、
かえって奥に詰まって悪化する事もあります!
今回紹介した方法は、
水に溶けるものが詰まった時の対処法なので、
改善しない場合は早めに修理を依頼する方が解決の近道です。