通学している子供がいる場合の引っ越しは、
学校への連絡や手続きなど、
今通学中の学校と、新しく通学する学校とで
いろいろな手続きをしないといけないから大変です!
その連絡のタイミングや必要書類を揃えるなど、
することがたくさんあります!
そこで今回は、
小・中学校の転校の手続きについてお話します。
引っ越しの手続きで転校になる場合はどうすればいい?
引越が決まったら子供の学校はどうしよう!!
と少し焦ってしまいます。
私も引っ越し経験がありますが、
引っ越し準備と一緒に進めていかないといけないので慌しく、
必要書類が足りなくて何度も手続きをしに行った!
なんてこともあります・・・
大切な子供の学校のことなので、ここは
しっかりミスがないように必要な手続きを
確認しながら進めていきましょう!
転校の手続きは、
引っ越し先の住所が同じ市区町村か市外・県外か、
公立か私立なのかによっても違いがあります。
それぞれの条件で必要になる書類や手続きの手順をお伝えします。
転校に伴う必要書類
公立の学校
同一市区町村 | 他の市区町村 |
・在学証明書
・教科書給付証明書 ・転入学通知書 |
・在学証明書
・教科書給付証明書 ・転入学通知書 ・新しい住民票 |
在学証明書と教科書給付証明書は、
今通学している学校で発行してもらえます。
その他の必要書類は、引っ越し先の役所で発行してもらえます。
*私立の学校への転入の場合は、学校ごとに違うので、
転校を希望する学校へ必要書類の問い合わせをして揃えます。
転校の手続き
同一市区町村の公立学校
- 現在通学中の学校に、転校の旨と新住所・
転校先を伝え、在学証明書と
教科書給付証明書を発行してもらう - 役所に引っ越しの転居届と一緒に在学証明書を提出する
- 役所から転入通知書を発行してもらう
- 転校先の学校へ必要書類3つを提出する
他の市区町村の公立学校
- 上記の1と同じ
- 現在の役所に転出届を提出する
- 引っ越し後14日以内に、引っ越し先の役所で
転入届を提出し、転入学通知書を発行してもらう - 転校先の学校に、在学証明書・
教科書給付証明書・転入学通知書を提出する
私立の小・中学校の手続き
- 転校したい学校へ転校に際して(転校の条件や
試験などについて)問い合わせをする - 面接・転入試験を受けて、合格した
場合のみ転校可能になる - 合格した場合、現在の学校に転校の
旨を伝える(学校によっては転校届が必要になる場合もある) - 転校先の学校に必要書類を問い合わせて、
それに合わせて書類を準備する - 必要書類を転校先の学校に提出する
*私立の学校では、授業内容のカリキュラムも
独自のものを使っている所が多いので、
教育方針や学習指導要綱などもしっかり
調べておくことをおすすめします。
引っ越しの手続きで学校に連絡するのはいつどうする?
引っ越しが決まったら、在学中の学校には
できるだけ早めに伝えます。
書類を作成するには時間がかかる場合もあり、
また、引っ越しシーズンや親の転勤が重なる時期は
学校側も書類作成に追われます!
新住所が決まっていない時期でも引っ越しする旨は伝えるとスムーズです。
早めに学校に連絡すると言っても、子供が
「まだクラスメイトには話してほしくない」
という場合もあります。
そのときは、学校に訳を話しておけば大丈夫です。
そして、在学中の学校や転校予定の学校へ訪問する時は、
事前に訪問する旨を電話連絡しましょう。
まとめ
引っ越しで転校をする場合は、
全てのことを早めに進めることが大切です!
必要書類を揃えるのに時間がかかるものもあるので、
大変な時期ですが家族と協力して進めましょう。
そして、お子さまも学校が変わるという不安があります。
家族で会話を持ちながら、少しでも気持ちを
話せる環境をつくることが大切ですね。