ご家庭で揚げ物をした後の油、どうしていますか?
オイルポットに入れて二回くらいは使っても、その後は捨ててしまう!
という方は多いようですね。
でも、そんな捨ててしまう油でキャンドルが作れたら、楽しくてエコにもつながります♪
そこで今回は、材料を100均でも揃えられて、小学生でも簡単に作れる廃油を使った『キャンドル』作りをご紹介します。
キャンドルの作り方は廃油でできます
廃油でキャンドル!?って初めて聞いた時は、匂いとか大丈夫?と心配になりましたが、その心配はありません!
作る工程で好きな色のクレヨンを使って色付けしたり、アロマエッセンスなどを混ぜると香りも良く『アロマキャンドル』になります。
手作りのキャンドルを飾ると自分好みの空間を演出することができます。
キャンドルの作り方はとても簡単。
小さいお子様も一緒に作ることができるので、自由研究の作品としても人気があります!
さらに、材料のほとんどがご家庭にあるもので揃うから手軽!
では、実際に作ってみましょう♪
*材料*
- 廃油 200mlくらい
- 市販の凝固剤 60g
- 太めのタコ糸
キャンドルの芯にするくらいの長さ - 鍋(湯せん用)
- キャンドル作りの加熱できる容器
- キャンドルを入れるビン
- クレヨン(お好みの色)
- 割りばし
- コーヒーペーパーまたは
リード(キッチンペーパー)(油のろ過用) - アロマキャンドルにする場合は、
アロマオイルを準備します
✿凝固剤がない時はろうそくで代用できます。
(廃油200mlに対してろうそく70gくらい)
*手順*
1.廃油を少し温めて、コーヒーペーパーを使ってろ過します。
この時コーヒードリッパーがあると便利ですが、ない場合は、ザルにリードを置いて濾すこともできます
2.クレヨンを砕いてろ過した廃油に入れます。
3.湯せん用の鍋を加熱して80℃位の温度にします。
廃油・クレヨンが入った容器を湯せんしながら混ぜます。
4.油凝固剤を入れて混ぜます。
5.火を止めて60℃位に冷まします。
アロマオイルを入れる場合はこの時に入れます。
60℃位の温度をキープして混ぜます。
この時、温度が高いとアロマの香りが蒸発してしまいます。
キャンドルの温度が下がってしまうと、アロマオイルが混ざる前に固まってしまうので、火を止めたらすぐに混ぜましょう。
6.お好きなビンにキャンドルを流し入れます。
7.割りばしを使ってタコ糸をビンの中央に置きます。
8.キャンドルが固まったら完成です。
✿アロマオイルは10ml位入れるのがおすすめ。
多すぎると不純物が出ます。
クレヨンは2g位がおすすめです。
キャンドルの作り方 材料は100均で用意しよう!
とっても簡単で、色・アロマまで自分の好みにできる手作りキャンドルですが、材料を100均で揃えるともっと映えるようにできます
写真のものは全て100均で揃えました!
100均には手作りキャンドル用の芯も置いてあるので、それを使えばタコ糸が不要です。
キャンドル、特にアロマキャンドルの場合『芯』の役割がとっても大切なので専用のものがあると便利ですね。
~アロマキャンドルを長く楽しむためには芯の取り扱いが大切~
キャンドルのロウが平らに溶けるようにします。
そのため、火をつけて直ぐに消さないように、表面全体のロウが溶けるまで点けておきます。
(一時間くらい点けておく)
芯の周りにロウが付くと芯が短くなって火をつけると炎が小さくなります。
なので、芯の周りにロウが溜まっているときは、ティッシュなどでふき取っておきます。
芯の長さは、キャンドルから6㎜くらい出すのがベストです。
まとめ
廃油を使うと、子供でも簡単なキャンドルが作れます。
100均で揃うクレヨンやアロマ・ラメなどを使ってアレンジすると、自分だけのオリジナルキャンドルも作れて楽しいです。
最後に、キャンドルの芯は、長すぎても短かすぎてもロウが均等に溶けないので気を付けましょう。