子供たちは楽しみな、親にとっては憂鬱な(?)夏休み。
子供たちは楽しいことたくさんの夏休みで
わくわくした毎日を過ごすのでしょうが
でもその障害が一つだけ。
そう、宿題です!
「宿題っていっても1か月ちょっとあるしなんとかなるでしょー」
と子供たちは呑気に構えがちですが、
そんなこと言ってると後で大変なことに…!!
ということで今回は、
夏休みの宿題を焦ることなくきちんと終わらせるための対策
をお伝えしていきたいと思います。
夏休みの宿題は計画的に進めるのがコツ!
基本的なことですが、
宿題を1か月半の間にきちんと終わらせるには
しっかりとした計画を立てる必要があります。
スケジュールの把握
まずは7月と8月のカレンダーを壁に貼り、
決定済みの予定を書き込んでいきます。
旅行に行く日もあるでしょうし、習い事がある日もあるでしょう。
帰省や夏祭り、地域の行事もあるかもしれないですね。
とにかく予定がたくさんあるのが夏休みなんです。
その中で大量の宿題を終わらせないといけないので、
その日その日で行き当たりばったりにしていると
予定に押されて最終日になって慌てるなんて事態に…
なので、スケジュールの把握をして
この日は宿題ができる日、この日はしない日、と
最初に確認をしておくのが大事なんです!
宿題の量を確認する
次に宿題の量を確認します。
プリント何枚、ドリルが何ページ、
絵日記はあるのか、作文は?工作は?
やるべきことの量がわからないことには
一日にできる宿題の量も見えません。
特に自由研究や作文はつい後回しにしてしまい前日に焦るものの代表格なので
最初に子どもと確認しておくことが何より大切!
本人も宿題の存在を忘れにくくなるので、確認、大事です。
一日にやる量を決める
宿題をどの日にどのくらいの量を終わらせておくのかを
カレンダーに書いていきましょう。
出かける予定の日は、最初からない日と考えて
空いている日だけに割り振っていきます。
理由は、「予定がある日に宿題なんてどうせしない」から!
初めから無いものとして考えた方が無理がないです。
・パパがお休みの日に工作をする
・お祭りの翌日に作文を書く
なんて具合に、宿題の内容とスケジュールを合わせるのもポイント。
ちなみに、工作や作文などの大物宿題は
できるだけ7月に終わらせておくと後半がラクです♪
夏休みの宿題が終わらないと嘆かないために
夏休みの宿題ってほんとに憂鬱なんだけど…
終わらないと困るのは子ども自身。
なので、親がガミガミ叱ってさせるんじゃなくて
子どもと一緒に計画するということを意識してみませんか?
親が全てを決めてしまうと
子どもは「お母さんに言われたから仕方なくやった」となりがち。
そうじゃなくて、
自分の宿題を自分で決めた日に自分が決めた量をやる
という意識になるためにも、
計画はぜひ子どもと一緒に考えてください。
小言を言われたらしないけど、自分で決めたら意外とするもんです、子どもって(笑)
低学年はペースに無理のないように
小学校低学年は、夏休みの宿題の管理はまだまだ親が主体になるので
つい親は自分のペースで「このくらいできるでしょ」と考えがちなんですが
子どもとしても自分のペースというものがあります。
「プリントは一日に2枚ならできそうかな?」とか
「この日は映画に行くから、前の日にここまで終わらせると楽ちんだけどどうする?」とか
ペースの無理のないように、でもちゃんと終わるような計画に誘導してあげましょう。
普段の宿題の量も考えてみて、
あまりたくさん詰め込まないほうがうまくいきます。
高学年は一歩引いてアドバイスを
高学年になるとつい自分でできるよね、と思いがちですが
子供に全て丸投げをせず、できれば一緒に計画を立てるのに参加してください。
もう小学生、されど小学生です。
無謀な計画を立ててもやり切れずに
計画だおれしてしまうとやる気を失うだけですし、
逆に緩い計画にしてしまうと少し計画がずれただけで
予定のペースじゃ間に合わず結局最終日に焦るはめになります。
特に高学年は、友達との約束事なども入ってくるので
ちゃんと余裕は持てているか、急な予定があっても終わるのかを
子ども自身に確認してみるのも大切です。
子どもの計画を尊重しつつ、ちょっとアドバイスを入れていくといいですよ。
中学生以降の学習計画にもつながります
これを辛抱強く小学生のうちにやっていると、
中学生以上になった時には計画から実行まで、
一人で行えるように成長していきますよ(^^)
親は、先を見越して無理のない計画を立てそれを実行する、
ということを宿題を通して教えてあげてください。
その力はきっと大きくなってから役にたちます。
まとめ
夏休みの宿題、本当に大変ですよね。
最終日付近になってやばい!!と慌てることのないように、
是非計画的にすすめていってください。
コツコツやっていくことは大変なことですが、
きっと多くのことが身につく夏休みになると思いますよ!