1日の疲れを癒してくれるお布団。
でも、畳んで押し入れに入れて…を毎日繰り返すのって、とっても大変ですよね。
特に、独り暮らしをされている場合なんかは収納スペースも少ないこともあって
つい敷きっぱなしにしているケースも多いのでは?
でも、布団を敷きっぱなしにしてしまうと…
布団の下は恐怖のカビまみれ、なんてことも!
そうならないためにも、カビ対策をしっかり覚えておきましょう!
そもそも布団にカビが生えてしまうのはなぜ?
「布団を敷きっぱなしにしていても、カビなんて生えそうにないのに・・・」
実を言うと私もそう思っていました。
ある日の話ですが、友人が自宅に泊まりに来て、
畳の部屋へ布団を敷いて寝てもらったのです。
客布団を片づけるのって平日はなかなか手が回らず
数日間ほったらかしにしていて、
「よし!布団洗って、押し入れにしまっておこう!」
そう思った時には、時すでに遅し・・・・。
畳が湿ってしまっていたんです!驚きました。
よくよく調べてみると、
人間は寝ているあいだに200ml(コップ約1杯分)も汗をかいています。
それはもちろん布団が汗を吸い取っているわけですから、
布団の敷きっぱなしをしていると、汗の湿気が抜けていかないのです。
湿気が抜けないまま次の日もまた200ml分の湿気をたくわえ…
この毎日の積み重ねで溜まった湿気がカビを発生させる原因
になっているのです。
原因が分かったところで対策を考えていきましょう!
敷布団のカビ、自分で洗濯はムリ?
お布団に黒く出てきてしまったカビ。
できれば自宅で洗濯して、キレイになれば一番ですよね!
自宅でカビを落とすことはできます!
では、洗濯方法をご紹介していきますね。
必要なもの
・消毒用エタノール
・重曹
・100均に売っているスプレーボトル 2本
・キッチンペーパー(なければティッシュ)
・歯ブラシ
カビの落とし方
1 エタノールと重曹のスプレーを作っていきます。
<消毒用エタノールスプレー>
消毒用エタノール2:水8の割合
または
消毒用エタノール100%でも構いません。
<重曹スプレー>
お水100mlに対して、重曹を5g入れて混ぜてください。
2 重曹スプレーを敷布団全体にふりかけて、3~5分ほど置いてください。
3 黒カビのひどい部分を歯ブラシでこすっていきます。
4 重曹スプレーの水分を、キッチンペーパーでとっていきます。
5 エタノールスプレーを敷布団全体にふりかけて、
上からキッチンペーパーで湿布します。3~5分置きます。
6 ベランダなど、通気性の良いところで乾燥させていきます。
以上が自宅でできる、洗濯方法です!
重曹でカビをこすりとってしまい、エタノールで滅菌する。
といったイメージです♪
「漂白剤で一気にカビを取ったほうが、手間なさそうだけど」
と、お思いでしょうが、
塩素系の漂白剤は敷布団には使用できないため、
このような方法となってしまいます。
ただ、見えないカビも発生している可能性があれば、
自宅でのお洗濯ではカビを落としきれない場合もあります。
その場合は、クリーニング屋さんへ相談するのが一番です。
敷布団のカビ対策!簡単な予防方法は?
カビを発生させてしまう前に、予防をしましょう!
もちろん簡単にできるので是非試していただきたいと思います。
布団の敷き方を工夫する
敷布団の下に、スノコを敷いてみてください。
それだけで、お布団への通気性が変わってくるので清潔に保てます。
もちろん、すのこを使った場合も敷きっぱなしはダメですよ!
カビ予防グッズの活用
週に1回、もしくは月に1回タイプのカビ予防スプレーを使用します。
私もお布団の洗濯後に必ず、シュッシュと全体にふりかけています。
簡単でとても便利ですよ♪
最後に
お仕事と家事の両立ですと、なかなかこういった事に
気が付かないこともたくさんあると思います。
しかし、今回ご紹介した予防方法などは、
簡単に取り入れられるものなので
大切な布団にカビを見つける前に是非試してみてくださいね!