1日の疲れを癒してくれるお布団。
でも、畳んで押し入れに入れて…を毎日繰り返すのって、とっても大変ですよね。
特に、独り暮らしをされている場合なんかは収納スペースも少ないこともあって
つい敷きっぱなしにしているケースも多いのでは?
でも、布団を敷きっぱなしにしてしまうと…
布団の下は恐怖のカビまみれ、なんてことも!
そうならないためにも、カビ対策をしっかり覚えておきましょう!
そもそも布団にカビが生えてしまうのはなぜ?
「布団を敷きっぱなしにしていても、カビなんて生えそうにないのに・・・」
実を言うと私もそう思っていました。
ある日の話ですが、友人が自宅に泊まりに来て、
畳の部屋へ布団を敷いて寝てもらったのです。
客布団を片づけるのって平日はなかなか手が回らず
数日間ほったらかしにしていて、
「よし!布団洗って、押し入れにしまっておこう!」
そう思った時には、時すでに遅し・・・・。
畳が湿ってしまっていたんです!驚きました。
よくよく調べてみると、
人間は寝ているあいだに200ml(コップ約1杯分)も汗をかいています。
それはもちろん布団が汗を吸い取っているわけですから、
布団の敷きっぱなしをしていると、汗の湿気が抜けていかないのです。
湿気が抜けないまま次の日もまた200ml分の湿気をたくわえ…
この毎日の積み重ねで溜まった湿気がカビを発生させる原因
になっているのです。
原因が分かったところで対策を考えていきましょう!
敷布団のカビ、自分で洗濯はムリ?
![](https://baby-first.jp/wp-content/uploads/2018/08/spray-316524_960_720-300x198.jpg)
お布団に黒く出てきてしまったカビ。
できれば自宅で洗濯して、キレイになれば一番ですよね!
自宅でカビを落とすことはできます!
では、洗濯方法をご紹介していきますね。
必要なもの
・消毒用エタノール
・重曹
・100均に売っているスプレーボトル 2本
・キッチンペーパー(なければティッシュ)
・歯ブラシ
カビの落とし方
1 エタノールと重曹のスプレーを作っていきます。
<消毒用エタノールスプレー>
消毒用エタノール2:水8の割合
または
消毒用エタノール100%でも構いません。
<重曹スプレー>
お水100mlに対して、重曹を5g入れて混ぜてください。
2 重曹スプレーを敷布団全体にふりかけて、3~5分ほど置いてください。
3 黒カビのひどい部分を歯ブラシでこすっていきます。
4 重曹スプレーの水分を、キッチンペーパーでとっていきます。
5 エタノールスプレーを敷布団全体にふりかけて、
上からキッチンペーパーで湿布します。3~5分置きます。
6 ベランダなど、通気性の良いところで乾燥させていきます。
以上が自宅でできる、洗濯方法です!
重曹でカビをこすりとってしまい、エタノールで滅菌する。
といったイメージです♪
「漂白剤で一気にカビを取ったほうが、手間なさそうだけど」
と、お思いでしょうが、
塩素系の漂白剤は敷布団には使用できないため、
このような方法となってしまいます。
ただ、見えないカビも発生している可能性があれば、
自宅でのお洗濯ではカビを落としきれない場合もあります。
その場合は、クリーニング屋さんへ相談するのが一番です。
敷布団のカビ対策!簡単な予防方法は?
カビを発生させてしまう前に、予防をしましょう!
もちろん簡単にできるので是非試していただきたいと思います。
布団の敷き方を工夫する
敷布団の下に、スノコを敷いてみてください。
それだけで、お布団への通気性が変わってくるので清潔に保てます。
もちろん、すのこを使った場合も敷きっぱなしはダメですよ!
カビ予防グッズの活用
週に1回、もしくは月に1回タイプのカビ予防スプレーを使用します。
私もお布団の洗濯後に必ず、シュッシュと全体にふりかけています。
簡単でとても便利ですよ♪
最後に
お仕事と家事の両立ですと、なかなかこういった事に
気が付かないこともたくさんあると思います。
しかし、今回ご紹介した予防方法などは、
簡単に取り入れられるものなので
大切な布団にカビを見つける前に是非試してみてくださいね!