子供の頃は、お正月といえばお年玉がとても楽しみでした。
そろそろ自分がお年玉を渡す側なのかな?と考えたら、甥や姪にどのくらい渡す? いつ渡す?と悩みますね。
今回は、お年玉について疑問に思うことをまとめました。
お年玉をあげる側になる年齢はいつから?
お年玉をあげる年齢は、「いつから」という明確な年齢がありません。
でも、お年玉の意味や由来を知ると、このくらいの年齢、立場になると渡すものだとわかってきます。
お年玉の由来・意味について
お正月に鏡餅を飾りますが、鏡餅は、歳神様へのお供えです。
これは「年玉」と呼ばれて、この餅には歳神様の魂が込められているとされていました。
このもちを食べるための料理が「雑煮」。
神様の魂を取り込む意味があります。
これが「お年玉」の由来です。
ほかにも由来はありますが、歳神様に由来するという点は同じになります。
お年玉は家長が家族に分け与える意味があって、師匠から弟子へ・主人から使用人へと広がっていきました。
お年玉のお餅がお金になったのは、ここ数十年といわれています。
この時期にお年玉をもらう側は「子ども限定」になっていきました。
お年玉は「目上の人から目下のひとへ」贈るものが由来です
あげる側はいつから?という疑問への正解は、社会人になってから年下の近しい人に渡すというのが一般的。
甥御さん・姪御さんに、自分がしてもらって嬉しかったように、一緒に気持ちを渡すのが良いですね。
では、甥や姪が幾つになったら渡すのでしょうか?
お年玉を渡す年齢
・赤ちゃん…もらってもわからないので渡さない人が多いです。
・2~3歳 …この時期から幼稚園に行くので、お金のことも少しわかってきて渡す人が多くなります。
・小学生以降…ほとんどの子どもがもらっています。
お年玉を渡すのはいつまでか
・高校生…人によってはバイトをして収入があるから渡していないという人もいますが、半数以上がもらっています。
・大学生…高校生と同じで収入があってもらわない人もいますが、学生なのでまだもらっている人が多いです。
学生の間はお年玉を渡そうという人が多いようです。
渡す側になるのも就職した社会人からなので、学生さんは十分お年玉を楽しみにできますね。
お年玉の相場は甥や姪の年齢によって変わるの?
お年玉は、年齢で渡す金額は変わってきますね。
その他にも金額の差はあるのでしょうか?
年齢によるお年玉の相場をまとめたので、参考にしてくださいね。
年齢別お年玉の相場
赤ちゃん
・1000円
まだ赤ちゃんは何もわからないので、親に渡すという感じです。
保育園・幼稚園児
・500円~2000円
年少さんは、お札より重さ、数がある硬貨が喜ばれます。
小学生
・1000円~3000円
低学年の金額。お金の価値が少しわかってきます
年齢によって金額に差をつける場合は【年齢÷2×1000円】または【年齢×500円】の計算が良く使われています。
・3000円~5000円
兄弟で差があってけんかになる事もあるので渡すときに、
「お兄ちゃんは高学年だからこのお金で、大きくなるとお金のが増えるよ」と話しておくのがいいですね。
中学生
・5000円~10000円
この頃になると兄弟の金額差にけんかをすることもないので、特に金額差などには気を遣わなくてもいいですね。
高校生
・5000円~10000円+α
金額と図書カードなど【+α】を渡す人もいます。
個人的には、お金だけで充分かなーと思いますが…。
大学生
・10000円~
バイトをしていて収入がある人もいますが、止める場合や続ける場合など微妙な頃なので、親戚間で合わせるところがあります。
お年玉の相場については考え方なども含めて詳しくまとめていますよ^^
お年玉のワンポイントマナー
お年玉は新札で渡すのがマナーです。
年末年始は銀行が休みになるので、12月中に用意しておきましょう。
また、お札はぽち袋に入れる場合三つ折りにします。
四つ折りは縁起が悪いので避けるようにします。
まとめ
お年玉を渡す立場になるといろいろ決まりごとがあったり、金額にも悩み大変だなと思うかもしれませんが、なによりお年玉を渡した時の子どもの笑顔にキュンとしますよ!
そして渡す側になった自分も、少し成長したと実感するのではないでしょうか。
せっかくのお年玉、楽しみながら渡してあげてくださいね^^