冷蔵庫に麦茶が入っているのは夏の季節だけですか?
我が家では、子どもが学校に水筒を持っていくので通年入っています。
麦茶パックも欠かさずストックしていますが、麦茶パックの正しい保存方法って知っていますか?
保存方法によっては劣化したり、ダニが発生したりと、いい事はありません。
そうならないようにしっかり保存できる方法をご紹介します。
麦茶パックの正しい保存方法とは?
麦茶パックには、大きな袋に30パックまとめて入っているものや、大きな袋から更に5個ずつパックしているものなどがあります。
小分けになっているものはすぐ使い切れるのでいいのですが、問題はたくさん入っているタイプ。
使った残りを輪ゴムで開け口だけ止めて収納棚に入れている方も多いです。
わたしもその方法で収納していた時がありましたが、その方法は湿気で風味が落ちてしまいます!
では、麦茶パックの保存はどんなことに気を付ければいいでしょうか?
空気、水分などに触れさせない
空気に触れると酸化が進んで香りや美味しさが損なわれます。
密閉できる容器に入れて酸化を防ぐことがポイント!
高温多湿の場所に置かない
シンクの下は温度や湿度も高くなるので適していません。
また、コンロやレンジの近くなど、熱で熱くなりやすい場所は避けます。
適した場所は、食器棚のなるべく高い所に保存します。
ニオイの強いものの傍に置かない
麦茶は臭いを吸収しやすいので、強い匂いを発する物の傍に置くと匂いが移ることがあります!
わたしは、密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しています。
麦茶のパックにダニが!?開けっ放しは要注意!
麦茶パックを開けたままずっと保存していると…ダニがわいてしまうことがあるんです!
「パンケーキシンドローム」という言葉はご存知ですか?
ダニが混入された粉ものを摂取して、アレルギー症状(アナフィラキシーショック)、呼吸困難、意識障害など起こし、重症では死亡した例もあります。
この症状をアメリカでは、「パンケーキシンドローム」と呼んでいます。
日本でも、賞味期限が切れていて保存状態の悪いお好み焼き粉を食べたことで、アナフィラキシーショックを起こし、重症になってしまったという例がありました。
ダニは乾物が好物で、特に粉ものが大好物。
袋が少しでも開いているとそこから侵入して大量に繁殖します!!
実はこのパンケーキシンドローム、麦茶も同じで、
袋の口が開いて長い期間保存しているとダニが付いてしまいます!
ダニは目に見えないから知らないうちに口から入っていた!とならないように気を付けたいですね。
ちなみに、麦茶のポットの汚れも注意が必要!
水洗いでささっと…だけじゃだめなんですよ!
麦茶パックの保存におすすめの保存容器
それでは、ダニが入る隙間を作らない、おすすめの保存容器をご紹介します。
・ジップロック
ドラッグストアにもスーパーにも置いてあるジップロック。
ストックされているご家庭も多いのではないでしょうか?
液体を入れてもこぼれない密封性があるので、麦茶パックの保存にも向いています。
・片手で開け閉めができる保存容器(カインズ)
サイズは270mlから1900mlまで豊富にあります。
価格は1200mlで800円くらいです。
ふたを片手で開け閉めできるので便利です。
・フレッシュロック(ニトリ)
サイズは300mlから2700ml(7種類)。
価格は410円から820円です。
タケヤ化学工業KKが製造。
・ふた付のビン(セリア、ダイソーなどの100均)
手軽に手に入るので便利!
この容器には、食品乾燥剤のシリカゲルと一緒に保存することをおすすめします。
パントリーがない!など、見える場所に置かなければいけない場合は、麦茶パック以外の容器も統一した方がスッキリ見えますよ!
こちらの保存容器の記事でも、100均を使って紹介しています。
まとめ
麦茶パックの保存は、温度と湿度に気を付けて、水分や空気に触れないよう清潔に保存することが大切ですね。
麦茶はミネラル豊富で、熱中症予防の水分補給にもなります。
風味よく美味しくいただけるように!
しっかり保存しましょう。