赤ちゃんの歯磨きで、歯が生える前はガーゼを使ってキレイにしてあげましょう!
と言われますが、
ガーゼ以外の物でもキレイに出来る?
ガーゼ以外で代用できる物におしりふきがあるという事を聞いたけど、赤ちゃんの口に入れるのに大丈夫?
今回は赤ちゃんのお口のケアについて、お手軽な方法や気をつけることなどお話します。
結論から言うと、赤ちゃんのお口ケアにおしりふきはおすすめしません!
この記事でわかること
「おしりふきが歯磨きに不適切な理由」
「赤ちゃんの歯磨きに使えるもの」
「上記の使い方」
赤ちゃんの歯磨きにおしりふきはよくない?
赤ちゃんは5か月頃から下の前歯が生え始めて、次に上の前歯が生えて4本になる頃から歯ブラシを使って歯磨きをします。
歯が生え始める前に行うのが、ガーゼなどでお口を拭く歯磨きの前準備。
わたしはガーゼを毎回きれいに洗って乾かしたもの使っていましたが、ガーゼの代わりに赤ちゃんのおしりふきを代用しているママがいたんです!
わたしも子どもがオムツをしている時は、おしりふきは必ず常備して、上の子どもや大人にもおしぼり代わりに使うことがありましたが「口の中は大丈夫なの!?」と驚いておしりふきの成分を調べました。
一般に販売されている、赤ちゃんのおしりふきに含まれている成分を一部詳しくみると…?
成分
・酢酸トコフェロール:飲み込んだときや吸引したときに刺激がある
・ココアンホジ酢酸2Na:両性界面活性剤(洗濯洗剤などの成分)
・PG(プロピレングリコロール):皮膚などに赤みやかゆみを感じる場合がある
・安息香酸Na:目に入ると刺激される
この成分はほんの一部です。
もちろんよく書かれているアレルギーテスト済み・全ての方にアレルギーがないことではありません。
厳しい検査を経て販売されているのですが、個人的に口の中を拭くものとしては使いたくないです…。
個人で乳母マッサージのケア・教室をしている助産婦さんの話では、一般に販売されている【赤ちゃんのおしりふき】には、腐敗しないため、また肌触りなどに工夫がされていて、刺激物になる成分が含まれているそうです。
なので、デリケートな赤ちゃんや子どもの顔などを拭くことはやめた方がいいと言われました。
顔にもよくないという事なので、口の中を拭くことはおすすめできません。
赤ちゃんの歯磨きには洗浄綿が便利?
ところで、赤ちゃんのおしりふき・子どもの手口ふきに「水だけぬれコットン」があることをご存知ですか?
成分が脱脂綿と滅菌精製水のみで、水100%・防腐剤不使用・ノンアルコールです。
精製水を滅菌した水を使っているものなら、赤ちゃんのお口に入れても抵抗ありません。
おしりふきを歯磨き(お口のケア)として代用するよりも、これならガーゼを水に濡らして使う方法と同じように使えます。
他にも、「赤ちゃんの歯みがきシート」というコットンがあります。
これは、赤ちゃんの歯磨き用コットンとして販売されています。
天然コットン100%の製品で、凸凹メッシュになっているから汚れが取れやすいです。
成分も食品用原料だから安心して使用することができます。
使い方
・口の中を清潔にする(歯と歯茎の清潔)
赤ちゃんの口の中にたまったミルクや汚れをすっきりふき取ります。
・歯茎のマッサージをする
歯の生え始めのムズムズ期に、シートを使って歯ぐきをマッサージすると不快感が和らぎます。
・歯磨きのトレーニング
上と下の4本の歯が生え揃わないうちに、ヘッドの固い歯ブラシなどを使って歯磨きすると、歯と歯茎を傷つける場合があります。
この時期は、シートで歯を磨くことでお口の中を清潔にします。
また、歯磨きに慣れるためのトレーニングをします。
赤ちゃんの歯磨きについてはこっちの記事で解説!
まとめ
赤ちゃんは抵抗力が弱くて、皮膚も薄くとてもデリケートです。
神経質になりすぎてもよくないのですが、目に見えない薬剤などが含まれている物も気をつけてあげたいですね。
歯磨きはガーゼや濡らしたコットン、または専用のシートを使ってください。
おしりふきは、口の中には使わない方が安心です。