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    【部活の熱中症対策】飲み物の作り方と、予防に効果的な運動後の一杯とは?

    スポドリがなくても大丈夫!熱中症対策できる飲み物の作り方

    夏のとても暑い時期!

    学校の部活でも、とても熱い戦いが繰り広げられていますね。

    子供たちは部活に夢中ですが、
    汗をたくさんかいて頑張っている姿を応援する親の立場だと、熱中症を心配してしまいます…。

    市販のスポーツドリンクを準備していたつもりが、ドリンクのストックが無い!
    と焦ったこと、ありませんか?

    熱中症対策の飲み物をすぐに準備したい時など、ご家庭で簡単にできると便利ですよね。

    そこで今回は、効果的な熱中症対策の飲み物についてまとめました。

    作り方も一緒にお話します。

    目次

    熱中症対策におすすめ!飲み物の作り方

    子供が部活に行くときは、必ず水筒を持たせますね。

    特に夏は熱中症の心配もあって、多めに水分を持たせるご家庭も多いのではないでしょうか。

    ちゃんと水筒を持たせて水分補給をしていたのに、熱中症になってしまった!
    というケースもあります。

    熱中症対策の水分補給は、

    効果的な適切な飲み物を補給すること。

    水分だけ取っていると、かえって熱中症の症状を悪化させてしまう事もあります!!

    熱中症にならないために、水分と一緒に必要な栄養分を摂りましょう!

    どうして熱中症になるの?

    暑い…

    高温多湿の中、スポーツをしたり、長い時間働いていたりすると大量に汗をかきます。

    その汗と一緒に、体の中の塩分・ミネラルも流れていってしまいます。

    そこに水分だけを摂っていくと、血液の中の塩分・ミネラルの濃度がどんどん薄まって、熱中症の症状が現れてしまう、というわけです。

    なので、水分補給と塩分も同時にとることがとても大切です。

    また、長い時間スポーツなどで奪われた糖分も補う必要があります

    糖分には、水分・塩分の吸収をよくして、疲労回復にもつながる嬉しい効果があります。

    製薬会社の実験では、果糖だけではなくブドウ糖と果糖を加えた方が水分吸収が早いという結果が出ているので、糖分を取るならブドウ糖と果糖が好ましいでしょう。

    単糖であるブドウ糖に比べて、同じ糖質量であれば重合した(マルト)デキストリンの溶液では浸透圧が低くなるため水分吸収が速まりますし、ショ糖の溶液あるいはブドウ糖と果糖の混合溶液ではブドウ糖以外の糖の影響により水分吸収はさらに速まることも報告されています

    大塚製薬株式会社 ニュートラシューティカルズ事業部 佐賀栄養製品研究所
    独立行政法人農畜産業振興機構

    熱中症対策に効果的な「はちみつ」

    糖分をとるならブドウ糖と果糖がいい、というお話をしました。

    主成分が果糖とブドウ糖の食材は『はちみつ』です!!

    はちみつにはビタミン類・ミネラル類・アミノ酸も含まれているため、熱中症対策飲料に最適だと言えます。

    ちなみに、はちみつの糖の種類は単糖類。
    体内に吸収されても、それ以上分解されることがないから胃腸に優しい食材としても有名です。

    つい冷たいものをとりすぎて、弱りがちな夏の胃腸にもピッタリですね。

    では、優秀な『はちみつ』を使っておいしい熱中症対策の飲み物を作っていきましょう。

    はちみつレモン飲料

    ・水 300ml
    (できればミネラルウォーター)

    ・塩 小さじ1/4

    ・レモン果汁 小さじ1

    ・はちみつ 大さじ1

    ①水以外をコップに入れてしっかり混ぜ合わせます。

    ②水を三回くらいに分けて入れて、混ぜ合わせたら氷を入れて完成です。

    レモンの酸味をはちみつの甘さがカバーしてくれて、甘酸っぱくて飲みやすいです。
    レモンには抗酸化作用のあるクエン酸が含まれているので、疲労回復に効果があります。

    りんごとはちみつ

    ・水  200ml

    ・はちみつ 小さじ3

    ・塩    小さじ1/4

    ・りんご酢 小さじ1

    ・全てをよく混ぜあわせ氷を入れたら完成です。

    作り立てを飲む場合は、水を炭酸に替えても美味しいですよ!

    我が家では、夏になると毎日飲んでいます。

    こちらにもクエン酸が含まれています。

    レモンより酸味が柔らかいので、酸っぱいものが苦手な人におすすめです。

    熱中症対策には牛乳がパワー発揮!?

    熱中症予防に、日頃から摂っていると効果がある飲み物をご存知ですか?

    それは【牛乳】です!

    意外な感じがしますが、牛乳にはタンパク質を構成する必須アミノ酸の他に、ビタミン・ミネラル・脂質などが含まれて、栄養がとても豊富!

    とはいえ、暑いと傷むのが早いから、夏は積極的に飲むイメージがありませんでした…。

    どうして熱中症予防に牛乳が効果的なのか?

    (熱中症予防=血液量を増やす)

    これが熱中症予防のカギになります!

    私たちの体は、体に熱がこもると皮膚の血流量を増加させて熱を放散し、体温を下げています。

    そのため、血流量が少ないと、体温調整がうまくいかず体温が下がりません。

    体温をうまく下げることができないと、熱中症になるリスクが高まるのです。

    ねこはち

    血液量を増やすって、どうやればいいの?

    そこで牛乳の出番!

    血液量を増やすには、血液の原料となる乳タンパク質が豊富な牛乳を、効果的なタイミングで飲むことが大事です。

    牛乳を飲むタイミング

    日頃から牛乳を飲むのもいいですが、ややキツい運動後30分以内に飲むのがオススメです!
    (時間にすると15分〜30分程度の運動)

    じんわり汗をかくくらい体を動かしてから牛乳を飲むと、血液量の増加と筋肉量の増加も期待できます。

    タンパク質と糖質が含まれていれば牛乳以外の飲み物でもいいですが、牛乳はどちらも豊富に含まれているため熱中症予防に理想的な飲み物なのです!

    「運動+牛乳コップ1杯」

    毎日続ける必要はありませんが、習慣づけると暑さに負けない体を手に入れることができます!

    もちろん、夏バテしない食生活を心がけることも大切です。

    まとめ

    子どものスポーツ大会の応援に行ったときに、軽い熱中症になったお子さんがいました。

    その子の水筒の飲み物は水だったので、スポーツドリンクに替えて水分補給をし、体を冷やすなどのケアをして回復した事がありました。

    やはりたくさん汗をかくときなどは、熱中症対策に効果的な飲み物をとる事と、日頃から予防できる食材を摂って、熱中症に負けないしっかりした身体作りをすることが大切ですね。

    暑さに負けない体をつくりつつ、水分補給をしっかり行って熱中症から身を守りましょう!

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