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    新米の時期は一体いつ?おいしい保存の仕方と賞味期限について

    暑い夏も過ぎたころ、店頭でちらほらと見かける「新米」の文字。
    実りの秋を感じさせますね!
    この時期だけの特別なおいしさ、それが新米!!

    ところで、新米の旬っていつなのか知っていますか?
    せっかくの新米をおいしく保存する方法や賞味期限など
    ここでおさらいしておきましょう!

    目次

    新米の時期はいつからいつまで?

    よく「新米の季節だねー」なんて聞きますよね。

    なんとなく秋が新米のシーズンなのは知っているけど、
    いつまで新米というのかはよくわからない
    と言う人も多いと思います。

    いったい新米とはどんなお米なの?

    JAS法に基づく「玄米及び精米品質表示基準」によると、
    新米という表示ができるのは
    収穫年の年末までに精白・包装された精米に限る
    とされています。

    わかりやすくざっくりと言うと
    その年に収穫されてから年末ごろまでに出回るお米を新米と呼びますよ
    ということですね。

    収穫シーズンはは西日本の方が早く、
    だんだんと北上していきます。
    例年9月ごろから徐々に店頭に出回り始めます。

    ポイントは「いつ精米したか」です。
    収穫したお米を年内に精米していれば新米なので
    年明け~春先前ごろまでお店に並んでいることもあります。

    新米と古米の違いは何?

    年内に精米すれば新米。
    じゃあ年明け以降に精米したものは古米なの?

    実は古米の定義は特に定められていないようです。
    新米じゃなくなったからすぐ古米というわけではないんですね。

    一般的には、秋になり新米が出回り始めると
    前年に収穫されたお米の事を古米と呼び変えるようですよ。

    新米をおいしく保存するには?

    せっかく手に入れた新米
    いつまでもおいしく食べたいですよね?

    おいしさを保つためには正しくお米を保存しましょう!

    お米の食味を下げる主な原因は
    光・高温・湿気・乾燥です。
    これを防ぐことが重要になってきます。

    直射日光を避け、温度と湿度が低い冷暗所で保存

    お米の保存に適した温度は10度以下と言われています。
    普通のお宅であれば冷蔵庫の野菜室がおすすめです。

    また、空気に触れると乾燥するので
    密閉できる容器に移してください。

    ここではペットボトルが便利です。
    冷蔵庫に入れやすいサイズですし、
    量るときもサラサラーと注げいいので簡単です。

    最近だと、冷蔵庫に入れておきやすいように
    お茶ポットのような形のお米用保存容器なんかもありますね!

    スペース的に冷蔵庫はちょっと…と言う場合は
    米びつに移してなるべく涼しく暗い所に置いてください。
    シンク下は湿気が多いので避けた方が無難です。

    また、お米は臭いも吸着しやすいです。
    臭いの強いものとは離して保管しましょう。

    買ってきたビニール袋のままはNG

    スーパーで5キロくらいの袋入りの白米を買ってきて、
    そのまま保存している方も多いですよね?

    実はあの袋にはお米が呼吸できるよう小さな穴が開いています。
    透明なことも多いですし、光も乾燥も遮断できません。
    さらに簡単に虫に食い破られてしまいます。

    必ず保存容器に移し替えましょうね!

    虫を防ぐには
    市販されているお米用防虫剤を使うと簡単ですが
    唐辛子を入れておくことでも防虫の効果があります。

    唐辛子は食べ物ですし、そのまま入れておけばいいので
    食べ物に防虫剤は…という人には特におすすめです!

    ただし、お米の中でさやが破れてしまうと種が混じって大変なので
    (経験済み。ピリッと辛ーいごはんが炊けますよ…)
    お茶パックなどに入れてお米の上に置くと便利です。

    お米に賞味期限はあるの?

    おいしい保存方法がわかったところで
    いつまでおいしく食べられるか気になりませんか?

    お米には消費期限や賞味期限はありませんが
    美味しく食べられる期間の目安はあります。

    精米してから一か月で食べきるのが理想です。

    季節によって保存条件が変わるので
    秋~冬は2ヶ月、
    真夏は2週間ぐらい

    を意識しておくといいでしょう。

    意外と短いですね!
    精米したお米は生鮮食品と考えてください。
    時間が経つほど鮮度が落ち、味が悪くなってしまいます。

    いつでもおいしく食べるためには、
    食べきる量をこまめに買うようにしましょうね。
    安い時にまとめ買い!だとせっかくのお米もおいしさ半減です。

    農家さんから玄米で頂いた場合なども、
    一度に大量に精米すると最後の方はおいしくなくなってしまうので
    食べきる量でこまめに精米するといいでしょう。

    美味しく保存できたら、美味しく炊いて仕上げましょう♪

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    まとめ

    新米は秋の味覚のトップバッターです!
    毎日の食卓にかかせないご飯も、この時期だけは別格の味わいに。
    世界一と言われる日本のお米を、おいしく大切に食べましょうね(^^)

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