毎日の食卓に欠かせないご飯。
最近は炊飯器のレベルもぐぐっとあがり、美味しいご飯が手軽に炊けるようになりました。
でも「美味しく炊くならやっぱり鍋?」と思ったことはないですか?
お鍋でご飯を炊くのって難しいイメージですが、実は基本さえ知っていればとっても簡単なんです!
私自身もずっとやっていて失敗なしの方法をお知らせしますので、ぜひ今日の夕食で試してみてください!
この記事でわかること
〜お鍋でご飯を炊く方法〜
「火加減のコツ」
「お米の水加減」
「炊飯鍋のおすすめ」
ご飯を鍋で炊く炊き方は簡単だった
ご飯の炊き方。
実はたった3行で説明できちゃいます。
- 強火にかけ、沸騰したら弱火にして12~15分。
- 最後に10秒強火で炊きあがり。
- 10分蒸らして混ぜれば出来上がり!
どうですか?
簡単でしょ?
本当にこれだけの手順で、鍋でご飯が炊けちゃうんです。
詳しく解説していきますね。
まずは下準備。
いつも通りにお米を研いで、お水に浸けておいてください。
しっかり吸水させるのが美味しく炊くコツなので、
30分~1時間を目安に置いておきます。
気になる水加減も実は簡単です。
これは次の章で詳しく解説しますね。
お米をしっかり浸水させたら炊いていきましょう。
※ちなみに今回の方法はガス火での火加減です。
IHでも炊けるはずですが、火力が違うのでやり方が多少異なるかもしれません。
①強火で沸騰させる。
蓋をして強火で火にかけます。
はじめは一気に過熱して沸騰させます。
ふたがカタカタと揺れて水分が吹きあがるのが目安です。
②弱火で12~15分
沸騰したら、つまみをできる限り一番小さくします。
わかりやすいようにタイマーで時間を測ります。
あとは合図が鳴る時間までそのまま放置です。
時間は3合で12分、5合で15分が経験上ベストでした。
お使いのコンロやお鍋で具合が変わってくると思うので、一度この時間を目安に炊いてみて、お好みで調節してもらえればと思います!
③最後に強火で10秒
タイマーが鳴ったら、10秒だけ強火にします。
底の水分を飛ばして、べちゃつくのを防いでくれます。
10秒経ったら炊きあがり。火を消しましょう。
④蒸らし10分くらいでかきまぜる
炊きあがり後は、蒸らし終わるまで絶対に蓋を開けないこと!
お鍋で炊くときの最重要項目かもしれません。
まぜるのを忘れないよう、タイマーで時間を測っておきましょう。
タイマーの数字ををかけなおすのが面倒な場合は、さっきの弱火で設定した時間と同じでもかまいません。
本当にこれだけです。
どうですか?
実は、時間さえ気にすれば、お鍋でご飯を炊くのは特にテクニックが必要ではないんです!
タイマーを使えばコンロ前に張り付いておかなくても大丈夫。
炊飯器では炊きあがるまで40~50分かかりますが、お鍋だと、浸水さえしておけば20~30分で炊きあがります。
おかずを一品作っている間に炊けてしまうんです。
やってみると意外と簡単にできると思いますよ。
ご飯の鍋での炊き方で覚えておきたい水の量
さて、炊き方はわかったと思います。
次に気になるのがさっきも出てきた水の量。
鍋には炊飯器のように目盛りがないので量りましょう。
お水はお米の1.2倍です。
え⁉そんなのいちいち計算するの?
ややこしい…
と思わなくても大丈夫。
簡単な覚え方があるんです!
お米一合に対してお水がカップ1杯(200㏄)
これで間違いなく水加減できます。
お米2合ならお水2カップ。
お米4合ならお水4カップ。
ひとつ注意点があって、
お米の計量カップと普通の計量カップ、実はサイズが違います。
お米1合は180㏄、計量カップ1杯は200㏄です。
くれぐれもお米とお水を同じカップで量らないように!
お水が少なくなってしまいますよ。
これでもよくわからない!という場合の最終手段。
炊飯器の内釜で水加減を量ってお鍋に移すと簡単ですよ(^^)
新米の場合は水加減を気をつけた方がおいしく炊けるので、こちらの記事で解説しています。
炊飯をする鍋でおすすめはどんなもの?
お鍋炊飯の悩みあれこれ
「ところで、どんなお鍋で炊いたらいいの?」
「土鍋がいいってよく聞くけど…」
「専用のものじゃないと炊けない?」
悩みますよねー。
でも、いきなり専用のお鍋を用意しなくても大丈夫。
まずは家にあるお鍋で炊いてみましょう!
ご飯を炊くお鍋は、厚手で蓋が重くしっかり閉まるものであれば実は何でもいいんです。
ホーロー鍋でもステンレス鍋でもアルミ鍋でも。
厚手のお鍋がお家に1つはあると思うので、まずはそれで練習と思って炊いてみましょう。
薄手の鍋は焦げ付いてしまうのでNGです。
圧力鍋でも炊けますが、加熱時間が大きく変わってくるはず。
説明書を確認するとたいていご飯の炊き方が載っていると思います。
ちなみに圧力鍋だともちもちしたご飯が炊けます。
土鍋ももちろん美味しく炊けるのですが、割れたりする心配があって取り扱いが大変なので、初めは避けた方がいい気がします。
まずはお手持ちの鍋でやってみて、お鍋炊飯を続けたいと思ったら、専用の炊飯鍋を用意するといいでしょう。
私も実際に使っていて圧倒的におすすめなのが文化鍋!
炊飯用のお鍋はやっぱりよく作られているので蓋が落ち込む形状のため、拭きこぼれが無いのが一番嬉しいポイント♪
使い勝手も炊きあがりも違います!
お鍋炊飯の美味しさに目覚めたら、きっと欲しくなると思いますよ(^^)
まとめ
お鍋で炊いたご飯は美味しいです!
難しく考えがちだったかもしれませんが、実はそんなに特別なことじゃないんです。
炊飯器ができる前は、どこの家庭もこうやって炊いていました。
やり方を覚えれば誰にでも当たり前にできるんですよ。
さっそくキッチンでお鍋を探して、美味しいご飯を食べてみてくださいね!