毎日のお料理で使用する「まな板」。
正しい除菌方法をご存知ですか?
「熱湯をかけるだけで、除菌ができると聞いたけど・・・?」
実は熱湯消毒は正しい方法で行わなければ、
逆にまな板に汚れが固まってしまう。なんてこともあるのです。
今回は、どれくらいの頻度でまな板を除菌していくことが大切なのか、
また、その正しい除菌方法についてご紹介していきます!
まな板を効果的に除菌するための適切な頻度とは?
口に入れるものを切る、まな板。
せっかく作ったものが、まな板の雑菌などによって食中毒を起こしてしまったりしては、台無しですよね・・・
一体どのくらいの頻度で除菌を行えば良いのでしょうか?
私は、できるだけ毎日除菌をするようにしています。
毎日使うまな板ですから、
毎日除菌をしておけば、常に清潔ですし、気持ちよく調理も行えます。
「えっ、毎日する必要はあるの?」
そうですよね。面倒な方法だと、そう思うかもしれません。
しかし、私が行っている方法はとても簡単なので、
面倒に感じることが少ないはず!
まな板の正しい除菌方法とポイントについて
では、私がどのような除菌方法を行っているかをご紹介します。
調理後すぐに除菌し、食後に一緒に片づける場合
調理が終わったら、まな板をスポンジでさっと洗います。
そのあと、台所用洗剤をまな板にかけて、フライ返しをつかって全体に伸ばします。
食後(20分ほど経っていればOKです)水でしっかりすすいで、
良く乾かしておきます。
特に手間もなく、すごく楽ちんですよね!
調理後の1~2分でささっとできます。
調理が終わってから食事をしている間に除菌をしておけば、
食事が終わる頃には除菌が完了していますので、
食器と一緒に片づけることができます♪
洗剤をかけて、食後によくすすぎ洗いをして、乾燥させるだけ。
とても簡単です!
生のお肉やお魚を切ったまな板をすぐに除菌する場合
お野菜など、まな板にこびりつかなそうなものだと
そこまで気にしなくても良いように感じられますが、
お肉やお魚を切ったあとのまな板って、なんだかとても汚くなったような気持ちになりませんか?
実際、まな板の傷などの隙間に雑菌は潜んでいます・・・。
それならば、すぐに除菌したい!ですよね。
そんなときは、キッチン用のアルコール除菌スプレーを使うことによって、
すぐに除菌することが可能です。
そして調理がすべて終わったあとに、お肉やお魚のこびりつきを水で洗い流すなどして取り除き、
アルコールスプレーをひと吹きして拭けばOK。
5分ほどおけばより効果的です。
先ほどの洗剤での除菌をプラスすることで、ダブル除菌が可能になります!
これで除菌は一安心ですね!
ちなみに、アルコール除菌のスプレーはたくさんありますが必ずキッチン用を使ってくださいね!
食品成分を使っているので、食器など口に入るものにかかっても安心だからです。
お掃除用のアルコールスプレーとの兼用はダメですよ!
まな板の熱湯消毒がNGの理由は?
私が熱湯消毒をオススメしない理由としては、
「熱湯をかけるだけでOK」と感じてもらいたくないからです。
熱湯で消毒する。
ということ自体は実は間違っていません。
冒頭でお伝えしたように、タイミングを間違えれば
除菌をするどころか逆効果になるので注意が必要です。
熱湯消毒を絶対に行ってはいけないタイミング
生のお肉やお魚を切ったあとすぐに熱湯をかけてしまう。
これが、いけないタイミングとなります。
たくさんの傷があるまな板でお肉やお魚を切ることによって、
傷の間にたんぱく質が付着します。
そこへ熱湯をかけてしまう事によって
たんぱく質が固まってしまい、汚れや雑菌が落としにくくなってしまうのです!
生ものを処理した後は匂い移りなども気になるし
すぐに熱湯をかけて除菌をしたい!と思ってしまいがちですが、
ここは絶対に間違わないように気を付けてくださいね!
熱湯消毒が効果的なタイミング
先ほどご紹介した2つの方法(どちらでもOK)で除菌方法を行ったあと、
乾燥前に熱湯をかけてください。
洗った後なので、たんぱく質が固まって残ってしまう心配はありません。
熱湯をかけると乾燥が早いですし、まな板に残っていた雑菌も熱湯消毒で除菌することになります。
雑菌の繁殖抑制になり、より一層質の良い除菌を行うことができます。
最後に
毎日のお料理を、おいしくいただくために。
家族の健康を守るために。
食事をつくった最後には、除菌を行うことで保つことができます。
今回ご紹介した除菌方法ですと、毎日お手軽に除菌ができますので、
是非お試しくださいね!