すだれは夏の日差しを遮り涼しくしてくれるアイテムですが、
最近では室内のインテリアとして、
タペストリーなど飾りとして取り入れたり、
一年を通して使う場合も増えている様です。
その一方で、窓辺に取り付けようとしても
網戸が邪魔で取り付けにくい場合も・・・
そこで今回は、天井にすだれを取り付けるポイントや
室内の取り付け方の工夫をお話します。
すだれの取り付ける時に網戸が邪魔な場合の工夫
すだれを取り付ける時に網戸などが邪魔な場合は、
発想を変えて窓辺ではない場所に
取り付けて涼しくするのはどうでしょうか?
目線を変えていろいろな場所に取り付ける方法を紹介します。
玄関に取り付ける
ドアを開けてすぐに室内が見える場合など、
玄関にすだれを取り付けると目隠しになるし、
インテリアに合わせたものを取り入れると
夏だけではなく一年を通して使えます。
*取り付け方*
・突っ張り棒に結束バンドを数個取り付けます(すだれの長さに合わせて)
・突っ張り棒を玄関に取り付けます
・すだれの上部に結束バンドを均等に差し込んで止めて、すだれを下げたら完了です
(すだれには、簡単巻き上げ紐を取り付けておくと便利です)
出窓に取り付ける
出窓に取り付けると、窓とすだれの間にある程度距離が取れるので網戸が邪魔になりません。
また、出窓に好きな雑貨を並べて、その雑貨に合わせたすだれと間接照明を使うと素敵な空間が生まれます。
*すだれの取り付けは、玄関に取り付けたように突っ張り棒と結束バンドを使うと簡単に出来ます。
キッチンに取り付ける
キッチンに窓がある場合は、すだれを付けると窓が開けやすくなって、
調理しているときに熱くなるキッチンの温度を下げることができ、
換気もしやすくなります。キッチンの窓に付ける場合は、
明るめのすだれを選んで、キッチンが暗くならないようにするといいですね。
すだれの効果や透ける時の対策もどうぞ!
すだれの取り付けを天井にするときのポイント
すだれを思い切って天井から取り付けよう!という場合は、
突っ張り棒を使う方法と違って手間がかかりますが、
自分の好きな場所に取り付けられるのがいいですね。
その取り付け方を紹介します。
天井にビスを打つ方法
- すだれを取り付ける天井に、すだれの長さの15cm間隔でビスを打ち、針金を巻き付けその針金を下向きに垂らします
- 垂らした針金にすだれを当てて、すだれ上部の隙間に針金を通してしっかりねじって固定します(初めにすだれの両端から固定していくとしやすくなります)
- 全て固定が終わったら、余分な長さの針金をペンチで切ります
天井にべニア板を張り付ける方法
天井に直接釘やビスを打ちたくない場合は、
すだれを下げる部分にべニアを貼って、
その板にフック・ネジなどを打ち込みます。
- 吊り下げるすだれの長さに合わせたべニア板に木工用ボンドを塗ります
- ボンドが乾かないうちにすだれを吊り下げる位置の天井にべニア板を張り付けます
- べニア板に?マークのネジをすだれの長さの15cm間隔で取り付けます
- ネジに紐をつけます
- すだれの上部の隙間に紐を通して結び、しっかり固定します
ネジは、ホームセンターに蚊帳をつるす金具などが置いてあるので、
そのような金具を使うと天井に取り付けやすくやすくなります。
天井に取り付けるすだれは、軽いタイプのものをおすすめします。
ちなみに、すだれと混同されがちなよしずとの違いって知っていますか?
まとめ
すだれは室内の窓際やベランダの窓の近くに設置と思っていましたが、
いろいろな場所に取り付けられるように、
色や素材、重さなども様々で、
中には蚊などの虫よけ成分がすだれの素材に練り込まれ、
加工されているものもあります。
夏だけで終わってしまうすだれが、
使い方によっては長く使えるので嬉しいですね。